2022年09月28日

草原に映える赤

DSCN6240.jpg
雨上がりの森を散歩していると、緑色の背景に真っ赤な色が目に飛び込んできました。マユタテアカネです。顔には眉のような斑が目立ち、お腹の先は上に反り返るのがこのトンボのオスの特徴です。地上近くにとまることが多いので、そっと近づくと観察できます。じーっと見ているうちに、彼らの目にはどんな世界が広がっているのか、トンボになって見てみたくなりました。

撮影日 9月28日
撮影場所 つどいの広場
(写真・文 植阪)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。なお、野外の休憩所は開放いたしましたので、ご利用いただけます。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 14:43| トンボ目

2022年09月23日

ニホンアカガエル発見!

ニホンアカガエル

台風が過ぎ去り一安心していましたが、また台風が近づいており、不安定な天気が続いています。そんな中、ニホンアカガエルを見ることができました、近づいても逃げようとせず、じっとしていました。餌となる虫を待っていたのかもしれません。気温は低くなってきましたが、まだ見ることができます。

撮影日 9月21日
撮影場所 ヒキガエルの交差点付近
(写真・文 嘉山)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。なお、野外の休憩所は開放いたしましたので、ご利用いただけます。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 17:24| 両生類

2022年09月21日

森の中の落とし物

DSCN6017.JPG
この時期森を歩いていると、足下にまだ青いどんぐりが枝ごと落ちているのを見かけます。
よく見てみると、ドングリの帽子(殻斗)部分に小さな穴がありました。実はこれ、ハイイロチョッキリという小さなゾウムシの産卵痕です。メスが木の上でドングリに穴を開け、そこに卵を産んで枝ごと切り落とします。孵化した幼虫は、ドングリの中身を食べて成長します。これは、ハイイロチョッキリにとって大切な“落とし物”なんです。

撮影日 9月16日
撮影場所 ヤブムラサキの交差点〜アベマキの交差点-1
(写真・文 植阪)


posted by 豊田市自然観察の森 at 18:11| コウチュウ目