2023年02月24日

冬を乗り越え

ホホジロアシナガゾウムシ.jpg

森の中で静かに春を待っている生き物を見つけました。成虫で越冬するホホジロアシナガゾウムシです。木にしがみついている様子は、自然の厳しさを感じると同時に、どこか可愛らしさも感じます。木の枝に似た目立たない色で、じっとしているため、見つけるのは一苦労です。

撮影日 2月24日
撮影場所 シダの谷
(写真・文 坂口)

※3月2日訂正
オジロアシナガゾウムシと記載しておりましたが、正しくはホホジロアシナガゾウムシです。白いのはおしりではなく、ほっぺたでした。現在は訂正しております。申し訳ありません。

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。なお、野外の休憩所は開放いたしましたので、ご利用いただけます。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:52| コウチュウ目

2023年02月22日

隠れ上手な虫

DSCN9106.jpg
越冬中の昆虫を探して歩いていると、アベマキの樹皮に、平たいひょうたん形のものを発見しました。木の皮のようにも見えるこれは、マダラマルハヒロズコガというガの幼虫が作ったミノ(繭)です。幼虫は木くずなどでミノを作り、中で生活しています。今回、幼虫本体は姿を現しませんでしたが、時には体を半分ほどミノから出して移動する様子が見られることもあります。

撮影日 2月22日
撮影場所 シダの交差点〜エナガの交差点
(写真・文 植阪)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。なお、野外の休憩所は開放いたしましたので、ご利用いただけます。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:44| チョウ目

2023年02月17日

腹の色は何色?

シロハラ

森を歩いていると、落ち葉をガサガサする音が聞こえました。音がする方にじっと目を凝らすと、いました!シロハラです。日本より北の地域から渡ってくる冬鳥で、名前の通りお腹のあたりが白っぽく見えるのが特徴です。落ち葉の下にいるミミズや昆虫などを食べるので、地面からガサガサと音が聞こえたらこの鳥かもしれません。

撮影日 2月9日
撮影場所 ヨシの湿地
(写真:青木、文:嘉山)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。なお、野外の休憩所は開放いたしましたので、ご利用いただけます。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 17:16|