ヒナみっけ！

先日、上池にいるカイツブリの背中にポコッとした出っ張りを見つけました。双眼鏡をのぞくと、カイツブリのヒナの姿を発見！よく見ると、2羽の頭が見えました。まだあどけない顔つきのヒナが、親鳥の羽の中に納まっています。別日、他のレンジャーが水面を泳ぐヒナの姿も確認したそうです。今年も無事に育ってくれることを願い、今後の成長を見守りたいと思います。

撮影日　5月24日
撮影場所　上池
（写真・文　植阪）

笹の花？

立派な笹の花...ではなく、ササユリの花です。花言葉の1つは「希少」。繁殖力が低く、群生しにくいことや、種子から開花するまで7〜8年かかること、乱獲や環境の変化もあり、希少な植物となっています。森の緑の中でよく目立つこの白く大きな花を数年後も見られるように、そっと見守っていきましょう。

撮影日　５月２６日
撮影場所　標本資料館
（写真・文　坂口）

森のペンダントライト

壺のような形をした小さな白い花が、枝からぶら下がるように咲いています。見頃を迎えたネジキの花です。木の下でしゃがんで見上げてみると、差し込んでくる陽の光に照らされて、オシャレな照明のように見えました。見上げて気づいたのですが、花を下から見ると五角形のような形をしており、新しい気づきに笑みがこぼれました。

撮影日　5月25日
撮影場所　エナガの交差点
（写真・文　青木）