
越冬中の昆虫を探して歩いていると、アベマキの樹皮に、平たいひょうたん形のものを発見しました。木の皮のようにも見えるこれは、マダラマルハヒロズコガというガの幼虫が作ったミノ(繭)です。幼虫は木くずなどでミノを作り、中で生活しています。今回、幼虫本体は姿を現しませんでしたが、時には体を半分ほどミノから出して移動する様子が見られることもあります。
撮影日 2月22日
撮影場所 シダの交差点〜エナガの交差点
(写真・文 植阪)
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