2016年02月12日

穴の開いた実?

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この黄緑色のコブのようなものは、イヌツゲにつく「イヌツゲメタマフシ」と呼ばれる虫えい(虫こぶ)の一種です。虫えいとは、昆虫やダニなどが植物の芽や茎、葉、実などさまざまな部位に形成させるコブ状の膨らみや奇形のことで、この虫えいでは昆虫が作った脱出口が確認できます。一見、実のように見えますが、「メ(芽)タマフシ」の名前の通り、実ではなく芽が変形した虫えいです。

撮影場所 ヤブムラサキの交差点からアベマキの交差点
(写真・文 森(名城大学インターン))
posted by 豊田市自然観察の森 at 14:14| 未分類

2015年12月24日

触る楽しみ

ホコリタケ

出会うとちょっとわくわくするキノコ、ホコリタケです。秋に発生したこの株はもうすっかり熟して、中には粉状の胞子がつまっています。指でつつくと、てっぺんの穴から煙突から煙が出るように胞子が出てきました。周辺にはもう溶けてしまった株がいくつかあり、これが最後の一株のようでした。

撮影場所 カメの交差点からヨシの交差点
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:49| 未分類