2022年12月07日

赤い実、青い種子

ジャノヒゲ-シダの交差点からヒキガエルの交差点-221207-青木泰成.jpg

園路を歩いていると、フユイチゴの赤い実がよく目につきます。しゃがみこんで見ていると、その奥にジャノヒゲの種子を見つけました。細長い葉に隠れるようについているので、葉をかき分けないと見えませんが鈍く光る碧色は印象に残ります。赤色と碧色のコントラストが美しい両種とも、森の生き物にとっては冬場の大事な食べ物になります。

撮影日 12月7日
撮影場所 シダの谷からヒキガエルの交差点
(写真・文 青木)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。なお、野外の休憩所は開放いたしましたので、ご利用いただけます。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
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2022年11月23日

森のお金

センリョウ・キミノセンリョウ.jpg

森の中ではセンリョウが赤い実、キミノセンリョウが黄色い実をつけています。もともとは仙蓼という漢字でしたが、江戸時代頃に当時のお金の単位を使った千両という漢字に変化したそうです。また、実がついているセンリョウは、お金をたくさん蓄えた様子に例えられていました。そこから縁起がいい植物としてお正月飾りによく使われています。ちなみに一両は小判一枚のことなので、千両もあると大金持ちですね。

撮影日 11月23日
撮影場所 シダの谷
(写真・文 坂口)

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2022年11月02日

足元に輝く赤い実

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森に赤い実が増えてきました。目線の高さにある木の実に注目しがちですが、足元にも目を向けると、フユイチゴの実が赤く熟し始めていました。名前の由来は、実が冬に熟すことからきています。美味しそうで思わず食べたくなりますが、これも森の生きものたちの大切な食料ということで、目で楽しみたいと思います。

撮影日 11月2日
撮影場所 シダの交差点〜ヒキガエルの交差点
(写真・文 植阪)
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2022年10月21日

若葉は山菜として食べれるそうです

クサギ-シダの交差点-221021-青木泰成.jpg
だんだんと秋も深まり、クサギの実が綺麗な群青色へと熟してきました。環境学習のガイドウォークなどで紹介すると「ブルーベリーみたいで食べられそう!」とよく言われますが、調べた限りでは食べられると書かれた文献などは見つかりませんでした。しかし鳥たちはこの実を食べることがあり、それによって遠くまで種子を運んでもらうそうです。

撮影日 10月21日
撮影場所 オオルリの交差点
(写真・文 青木)

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2022年09月14日

アオハダの赤い実

アオハダ

アオハダの実が赤く熟してきました。緑と赤の色の組み合わせがとてもきれいです。メジロなどの野鳥に人気の木の実で、年によってはすぐに食べられてしまうこともあるそうです。鳥の目には赤い実が美味しそうに見えるのでしょうか。ネイチャーセンターからすぐ近くのつどいの広場で見ることができるのでぜひ観察してみてください。

撮影日 9月14日
撮影場所 つどいの広場
(写真・文 嘉山)

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