2018年11月17日

りすのす

ニホンリス 巣

直下の枝が折れ、突然丸見えになってしまったニホンリスの球形の巣。就寝や休憩、繁殖のためのもので、数年ごとに引っ越します。昼行性のため昼間はいてもいなくてもおかしくなく、現在使われているのか確認が難しいですが、これほど目立ってしまうと使用中でも放棄してしまうかもしれません。

撮影場所 マツボックリの交差点
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:50| 哺乳類

2018年10月23日

森のエビフライ

ムササビ

アカマツの木の下で、むしられたマツボックリが落ちていました。この食痕は、エビフライにそっくりで、「森のエビフライ」と呼ばれています。芸術の秋にぴったりな作品です。これは、ニホンリスかムササビの仕業です。足元に注目して、森のエビフライを見つけてみませんか。※自然観察の森では、採集はできませんので、観察後は元の場所に戻してください。

撮影場所 レキの交差点
(写真・文 石川)
posted by 豊田市自然観察の森 at 12:00| 哺乳類

2018年10月18日

長い尾の秘密

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ヒメネズミの子どもがセンターの中で迷子となっていたので、一時保護をしました。長い尾が目立ち、この子の体と尾の長さを測ってみました。頭と胴の長さは約4cm、尾の長さは約7cmでした。ヒメネズミは樹上生活をします。この長い尾でバランスをとり、木登りがとても上手です。長い尾には、やはり理由がありました。体力が回復したので、森へ返しました。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 石川)
posted by 豊田市自然観察の森 at 12:42| 哺乳類

2018年07月18日

季節外れのベビィ

ムササビ 母仔

 本来2〜3月と9〜10月が出産期のはずですが、なぜかいま幼獣をつれた母ムササビがカメラを設置した巣箱を利用しています。14日以来今のところ毎日入っています。可愛い姿が見られるのは嬉しいですが、午後には西日が当たる巣箱で、猛暑のなか母仔の安否が気になります。図鑑によると90日ほど哺乳するようです。

撮影場所 ネイチャーセンター
(文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:43| 哺乳類

2018年04月12日

春の味覚

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芽吹いたばかりのコナラやアベマキの葉はこの時期ムササビにとって大切な食糧となります。普段は枝ごとかじりとっても少し葉を食べただけで下に落としてしまうことが多いのですが、柔らかい葉はよほどおいしいのでしょう。ほとんど食べつくされた枝がいくつも落ちていました。

撮影場所 ヤブムラサキの交差点-アベマキの交差点-1
(写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:40| 哺乳類