2017年02月04日

人気の木

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トンボ池の交差点からヤマグリの交差点へ続く上り坂の右手に小鳥の巣箱の掛かったクスノキがあります。このクスノキ、最近ムササビに人気の木となっているようです。クスノキの下にはたくさんの齧りとられた葉っぱと小さな丸いフン(写真ではコナラの葉っぱの上にのっています)が落ちています。夜、ムササビがやってきて食事とトイレをした証拠です。

撮影場所 トンボ池の交差点からヤマグリの交差点
(写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:43| 哺乳類

2017年01月15日

かわいい足跡

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積雪の残る森の中へ入ると、すぐに小さな足跡を見つけました。足跡を残した主はニホンリスです。森の中でもあまり見かけないニホンリスがセンターのすぐ近くで活動していることに驚きつつ、足跡をしっかりと観察させてもらいました。写真の上の足跡が後足で指の数は5本、下が前足で指の数は4本です。指の形や肉球まではっきりと確認することができます。

撮影場所 ネイチャーセンターの交差点
(写真・大熊 文・山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 14:44| 哺乳類

2016年12月11日

姿は撮れませんでしたが・・・

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森の中から何かがガサガサと音を立てながら近づいてきたと思ったら私の存在に気づいたようできびすを返して森の中へ消えていきました。茶色の体と大きさ、俊敏な様子からおそらく出会ったのはノウサギです。一瞬のことで写真は撮れませんでしたが、その後ノウサギの食べ痕を見つけることができました。食べられていたのはジャノヒゲという植物。細長い葉が噛み切られ、剪定されたようになっていました。

撮影場所 アベマキの交差点-1
(写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:29| 哺乳類

2016年10月29日

もそもそふわふわ

ムササビ

久しぶりにムササビの顔を見ました。耳に欠けがなく、どことなくあどけない顔つきのようにも感じ、もしかすると今年生まれの個体なのかもしれません。被毛が特にフサフサしているように見えるのはこどもゆえ?それとも冬毛?森の生き物は観察するほどわかることが増え、同時に疑問も増えます。

撮影場所 ヤブムラサキの交差点からオオルリの交差点
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 11:36| 哺乳類

2016年10月07日

みんな大好き

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観察路の階段にホンドテンのフンをみつけました。黒いツブツブはミツバアケビの種なので、フンのほとんどがミツバアケビの実でできていることがわかります。人間が食べても甘くておいしい実にはメジロやヒヨドリなどの野鳥もやってきます。森の動物達に大人気のスイーツです。

撮影場所 シダの交差点からヒキガエルの交差点
(写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:01| 哺乳類