2019年09月08日

みずみずしいモデルさん

ヌマガエル

ヌマガエルがいたのでスタジオ撮影?に協力してもらいました。ヌマガエルとツチガエルの見分けは悩ましい問題ですが、ヌマガエルには前肢の付け根から後肢の付け根にかけて細い線があり、この写真にもうっすらと写っています。またヌマガエルのお腹は真っ白ですがツチガエルは濃い色をしています。ただ、どちらにしろ捕まえないとよくわかりません。

撮影場所 ネイチャーセンター
 (写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 10:11| 両生類

2019年08月03日

アンニュイな雰囲気

トノサマガエル

日かげの水辺でじっとたたずむトノサマガエル。涼しげですが、ときおり、嫌そうに手で顔をこすります。そっと近寄ってよく見てみると、顔の周りにごく小さな羽虫がたかり、眼のふちにもいっぱいとまっていました(写真にもうつっています)。人間にたかるメマトイの仲間と同じように、眼の水分をなめているのでしょうか?

撮影場所 トンボの湿地
 (写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 10:24| 両生類

2019年07月05日

ここにもそこにもあそこにも

ニホンアマガエル 幼体

外周コースを歩くと、ここにもそこにもあそこにも、オタマジャクシに手足が生えて上陸したばかりの、小さな小さなニホンアマガエルがいました。まだオタマジャクシとカエルの中間のような顔をして、なんとも愛嬌があります。この個体はオカトラノオの葉にとまって、まるでお花見をしているようでした。

撮影場所 市木の交差点からツリバナの交差点
 (写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:46| 両生類

2019年06月12日

足元ピョンピョン

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今年の春に生まれたニホンアカガエルの幼生(オタマジャクシ)が次々とカエルの姿になって上陸しています。湿地を歩くと足元を小さなカエルたちがピョンピョンと跳んでいくので、気を付けないと踏んでしまいそうなほどです。ところが、いざ観察しようと顔を近づけるとなかなか見つかりません。茶色の体が地面と同化して保護色となっています。

撮影場所 トンボの湿地
(写真・文 山下)

posted by 豊田市自然観察の森 at 15:45| 両生類

2019年05月21日

機を伺って

ニホンアマガエル

はげしい雨が上がるころ、ネイチャーセンターのガラス壁にくっついたニホンアマガエルを発見しました。屋内側から見ると普段はよく見えない足やお腹がよく見えます。写真向かって左の右前肢は脱皮の名残の皮も残っています。これから天気が回復して動き出す昆虫などを捕まえて、お食事タイムでしょうか。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:07| 両生類