2018年10月09日

秋の奏者

ハラオカメコオロギ

秋の観察の森を音楽で奏でる昆虫の一種、ハラオカメコオロギです。鳴き声は、「リッリッリッ」と5〜6声続きます。観察の森では、他にもエンマコオロギやカネタタキなどの声もよく聞こえてきます。姿はなかなか見つけられませんが、鳴く虫たちが奏でるメロディはとても優しく、きれいです。

撮影場所 ヤブムラサキの交差点からアベマキの交差点1
(写真・文 石川)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:30| バッタ目

2018年08月30日

どこにいるでしょうか

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草むらを歩いていると、昆虫がぴょーんと飛びました。飛んだ先をじっくり探してみると、クルマバッタモドキでした。私を敵だと思ったのか、静かにじっとして周りの景色に溶け込んでいました。体の色にそっくりな場所を見つけて、飛ぶものだなと感心してしまいました。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 石川)
posted by 豊田市自然観察の森 at 17:53| バッタ目

2018年08月14日

モデル体型

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体は細長く、あしが長いショウリョウバッタです。スタイルのよさは、まさにモデル体型です。ジャンプや飛ぶ姿もかっこよく、見とれてしまいました。オスは「チキチキ…」と鳴きながら飛びます。また、体は草の色にそっくりで、上手に草むらに隠れています。ぜひ草むらをじっくり観察して、見つけてみてください。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 石川)
posted by 豊田市自然観察の森 at 11:31| バッタ目

2018年07月17日

お熱い2匹

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太陽が照りつける湿地の木陰でフキバッタのカップルを見つけました。夏の暑さにも負けないお熱い2匹の邪魔にならないように素早く写真を撮らせてもらいまいした。フキバッタの仲間は成虫になってもハネが短いことが特徴です。写真の2匹も腹部の半分あたりまでしかハネがありません。森でバッタを見つけたらぜひハネの長さにも注目してみてください。

撮影場所 シダの交差点からヒキガエルの交差点
(写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 11:07| バッタ目

2017年11月22日

バッタも色付く?

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日当たりのよい草地にコバネイナゴが集まっていました。その中の一匹に背中がピンク色のものがいました。まるでバッタが紅葉したようです。バッタの仲間は稀にピンク色や赤色になるものがいるのでこちらのバッタもその一部だと思われます。かわいらしい色は秋の森にぴったりです。

撮影場所 トンボの湿地
(写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:04| バッタ目