2023年08月23日

良い関係は甘いものから

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アズキナシの葉の裏にムネアカオオアリがいました。特に動き回る気配もなく、夏の暑さにまいってしまったのかと心配して近づいてみると、ムネアカオオアリの足元にはアブラムシの仲間が!アブラムシの仲間は甘い蜜を出し、アリの仲間はこの蜜のためにアブラムシを守ります。周辺を探してみると、少なくとも5か所以上で蜜のやり取りをしていました。

撮影日 8月23日
撮影場所 ネイチャーセンターの交差点
(写真・文 青木)
posted by 豊田市自然観察の森 at 17:19| ハチ目

2022年05月18日

お食事処 エゴノキ

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5月11日に紹介したエゴノキが満開となり、キムネクマバチ(クマバチ)などのハチの仲間が花の蜜や花粉を求めて飛び交っています。その中を大きな羽音をたてて飛んでいるオオスズメバチ。蜜や花粉を求めて飛んできた他の昆虫を狙っています。他の昆虫をつかまえると、近くの枝にとまりあっという間に食べ終わり、また獲物を探して飛んでいきました。

撮影場所 つどいの広場
撮影日 5月11日
(写真・文 青木)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 18:31| ハチ目

2021年05月13日

白いレストラン

キムネクマバチ-つどいの広場-210513-青木泰成.jpg

つどいの広場のエゴノキが満開となりました。そんなエゴノキの周りに、たくさんのキムネクマバチ(クマバチ)が集まっていました。彼らのお目当ては、花の蜜と花粉です。大きな体ですが、上手に花の奥まで頭をいれて蜜や花粉を集めていました。よほど集中していたのか、近くで観察していても、まったく気にするそぶりもありませんでした。

撮影場所 つどいの広場
(写真・文 青木)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。しばらくの間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:42| ハチ目

2021年04月28日

つながる生きものたち

ムネアカオオアリとカイガラムシの仲間

ムネアカオオアリとカイガラムシの仲間がたくさん集まっていました。カイガラムシの仲間は甘い蜜を出し、それと引き換えにアリの仲間に外敵から守ってもらっています。ムネアカオオアリはこの森で最大級のアリで、見た目にはとても心強い味方のように思えますが、実際のところはどうなのでしょう、いちど、一日中観察してみたいものです。

撮影場所 ヤブムラサキの交差点からオオルリの交差点
(写真・文 小池)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:58| ハチ目

2018年06月26日

蜜を盗むもの

クマバチとクチナシ

素敵な香りのクチナシにクマバチがやってきました。花の付け根で何かしています。クマバチはからだも大きく、花の上からでは蜜に届かないため、花の付け根に穴をあけ、そこから蜜をとっているのです。しかしこれでは花粉は運ばれず、花は蜜のとられ損です。受粉の手伝いはせず蜜だけをとるこの行為、「盗蜜」とよばれています。

撮影場所 セミの交差点からヒメタイコウチの交差点
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:18| ハチ目