2017年09月20日

危機一髪!

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ネイチャーセンターの駐輪場で掃き掃除をしていたところ、ズボンにオレンジ色の目立つ生き物が付いていることに気づきました。コガタスズメバチです。そっとはらってしばらくすると、葉の上でじっとしていました。今回はおとなしい個体でしたが、9、10月は最も活発になる時期なので、皆さんも森へ出かける際はスズメバチの仲間にはじゅうぶんにお気をつけください。

撮影場所 ネイチャーセンター駐車場
(写真・文 田島)
posted by 豊田市自然観察の森 at 17:00| ハチ目

2017年03月28日

甘い汁を吸う関係

クロヤマアリ

ヤハズエンドウの茎にアブラムシの仲間がびっしりとつき、その周囲をクロヤマアリが行ったり来たりしていました。アブラムシは植物の汁を吸い、余分な水分と糖分をおしりから排出します。アリはその甘い汁をもらい、アブラムシをナナホシテントウなどの天敵から守ります。

撮影場所 ネイチャーセンター駐車場
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:08| ハチ目

2016年11月17日

甘い蜜が美味しいな

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バッタ小屋の前にあるアカマツの木に今年もトゲアリがいました。その中で立ち止まって何か舐めているものを見つけました。舐めていたのはカイガラムシの仲間。トゲアリはカイガラムシの仲間やアブラムシの仲間が出す甘い蜜が大好物なのでその蜜を貰っていたのです。立ち止まって観察してみるとこのような光景に出会えるかもしれません。

撮影場所 バッタの小屋
(写真・文 長縄)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:56| ハチ目

2016年11月08日

森の葉切り職人

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ヤマノイモの葉がハキリバチの仲間によって綺麗な半円に噛み切られていました。まるで森の葉切り職人のようです。丸く切り取った葉は巣に持ち帰られ、その葉片を重ね合わせて巣を作ります。これだけたくさんの切り跡があるということは近くに巣があったのでしょうか。葉片を上手く重ね合わせたハキリバチの巣、見てみたいものです。

撮影場所 レキの交差点からセミの交差点
(写真・大熊 文・長縄)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:37| ハチ目

2016年09月10日

小さな繭

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「変なのぶら下がっているよ」小学校対応のとき、子供がアベマキの葉からぶら下がるホウネンダワラアメバチの繭を見つけて教えてくれました。その大きさはなんと6mm。とても小さな繭をよく見てみると穴が開いており、家主はもう外へ出ているようでした。このホウネンダワラチビアメバチの繭は10月から2階展示コーナー「繭展」にて展示する予定です。この機会にぜひご覧ください。

撮影場所 ヒキガエルの交差点からセミの交差点
(写真・文 長縄)
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:18| ハチ目