2019年08月02日

真っ赤なトンボ

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トンボの湿地でショウジョウトンボのオスを見つけました。ショウジョウという名前は空想上の生き物である猩々の赤い色から付けられています。真夏の太陽にも負けない赤色の体はとても華やかです。ちなみにメスは茶色がかった黄色をしています。

撮影場所 トンボの湿地
 (写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:51| トンボ目

2019年06月08日

美しさにうっとり

モートンイトトンボ

今年もモートンイトトンボが飛び回る季節がやってきました。見るたびに、体の色の美しさに心が惹かれます。成熟したオスは、腹部の鮮やかなオレンジ色が目立ちます。メスは、全身が明るい黄緑色をしています。体長が約2〜3pと小型のトンボで、低い草の中をふわふわと飛びます。トンボの湿地で、しゃがんでじっくり探してみてはいかがでしょうか。

撮影場所 トンボの湿地
(写真・文 石川)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:13| トンボ目

2019年05月05日

エメラルドグリーン

アサヒナカワトンボ

アサヒナカワトンボの体の色は、うっとりしてしまうほどきれいです。シオヤトンボの他に、アサヒナカワトンボもよく見かけるようになりました。夏を感じさせる日差しが、アサヒナカワトンボの体の色、エメラルドグリーンをより一層鮮やかにしてくれます。

撮影場所 シダの交差点からヒキガエルの交差点
(写真・文 石川)
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:43| トンボ目

2019年04月02日

宝石のように輝く

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キラキラと輝くシオヤトンボが飛んでいました。少し飛んだ後は、暖かな日差しを浴びてじっと休んでいました。約320日の幼虫期を終え、羽化したばかりの翅が宝石のように輝いていました。私にとって、今季初めて観察したトンボです。思い出に残る出会いとなりました。

撮影場所 シダの交差点からヒキガエルの交差点
(写真・文 石川)
posted by 豊田市自然観察の森 at 11:53| トンボ目

2018年11月15日

次の世代に命をつないで

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陽だまりでハネを休めているのはヒメアカネのメスです。8月17日にトピックスで紹介したオスとは違い、紅葉の進んだ森のような深い色をしています。お腹の先が白っぽくみえるのは産卵を行った証拠です。ヒメアカネは泥の中に腹部の先を突き立てるように産卵を行うため、そのときについた泥が乾いて白く見えているのです。産卵を終えた体をゆっくりと温めてもらいたいと思いました。

撮影場所 ヒメタイコウチの交差点からセミの交差点
(写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 11:53| トンボ目