2021年09月10日

ちょっきりちょっきり 森のゆりかご

ハイイロチョッキリ 産卵痕

まだ未熟なコナラの堅果(どんぐり)が小枝ごと地面に落ちているのをよく見るようになりました。堅果(どんぐり)には、上部に小さな穴が開いています。ハイイロチョッキリという昆虫がここに産卵し、枝を切り落としたのです。(まれに成虫がいることがあります。)幼虫は数週間で堅果の中身を食べ、土中で冬越しします。

撮影場所 ヤブムラサキの交差点からオオルリの交差点
(写真・文 小池)

★新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。また、市外(市内在学・在勤を除く)からのご利用はご遠慮いただいております。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:41| コウチュウ目

2021年07月29日

小さくても強い? チビクワガタ

チビクワガタ

クワガタムシの仲間、小さなチビクワガタをご存知でしょうか。この写真の個体は13mm。肉食性が強く、ミミズの仲間などを捕食する驚きの生態です。朽ち木の中で集団で過ごすと図鑑にはありますが、駐車場のすみの落ち葉の下や、館内の木製のマスコットの下など、単独でよく見つかります。いちど集団生活を観察してみたいものです。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 小池)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:01| コウチュウ目

2021年07月27日

いやしのひと時

マメコガネ-つどいの広場-210727-青木泰成.jpg

つどいの広場の草むらに、キラキラと輝く昆虫がいます。マメコガネです。その名のとおり体長1pほどの小さなコガネムシで、植物の葉や花を食べています。のっぺりとした顔つきと、もそもそと葉を食べている姿を見ていると、なんとも心が穏やかになる気がします。つどいの広場でたくさん観察することが出来ますので、ぜひ探してみてください。

撮影場所 つどいの広場
(写真・文 青木)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 17:19| コウチュウ目

2021年07月23日

思わぬ出会いに大満足

ノコギリクワガターシダの交差点からエナガの交差点ー210723ー青木泰成.jpg

今シーズンまだ未発見のカブトムシのオスを探して、樹液のでている木を見回っているとノコギリクワガタのペアを見つけました。しかも同じ木にもう1ペアのノコギリクワガタと、スジクワガタのペアもくっついていました!残念ながらカブトムシは見つかりませんでしたが、たくさんのクワガタに出会えて大満足のレンジャーでした。

撮影場所 シダの交差点からエナガの交差点
(写真・文 青木)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
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2021年07月17日

発見 オオゾウムシ

オオゾウムシ

しょっちゅう事務所に入り込み、カーペットの繊維に脚をとられて動けなくなっているオオゾウムシ。その理由はわかりませんが、また一匹みつけました。絡まった繊維をピンセットで取っていると、複眼が、顔の横から下までつながっていることに初めて気づいて驚きました。見慣れているつもりで、見ていなかったのだなあ、と感じ入りました。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 小池)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 14:15| コウチュウ目