2018年01月19日

あちこちに稲荷寿司!

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1月9日にも紹介しましたが、冬はカマキリの卵のうが観察できる良い季節です。今回はオオカマキリが産み付けた卵のうを発見しました。まるで小さな稲荷寿司のような形をしていて、探してみると枯れた草の茎のあちこちに産み付けられていました。森の中では他にコカマキリの卵のうも見られます。種類によって形や大きさ、産む場所も異なるので探してみてください。

撮影場所 つどいの広場
(写真・文 田島)

posted by 豊田市自然観察の森 at 14:04| カマキリ目

2018年01月09日

産卵のミステリー

チョウセンカマキリ 卵のう

昨年設置したチョウセンカマキリの産卵場にたくさんの卵のうが産みつけられています。チョウセンカマキリは、この森では人工物に産卵する傾向が強いのですが、調べてみると、他では必ずしもそうとは言えない場合もあるようです。カマキリが一体どういう基準で産卵場所を選んでいるのか、とても気になります。

撮影場所 トンボの湿地
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:50| カマキリ目

2017年12月08日

終わる命、つなぐ命

コカマキリ

 朝から冷たい雨が降り続いています。こんな日は生き物もいないように思えますが、センターの周辺を探せばコカマキリ。のぞきこむと弱々しく後肢を動かしました。産卵を終え、冬を待つのみのようです。雨が上がったら、彼女らが秋を生き抜いた証である卵のうを探してみたいと思います。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:06| カマキリ目

2017年10月15日

外から見られています

オオカマキリ メス

ネイチャーセンターガラス壁にカマキリの仲間がのぼっているのをよく見かけます。小さなガの仲間のハネがたくさん落ちているのでガラスに集まった虫を食べているようです。このオオカマキリはお腹の大きなメスなので、ここで栄養を蓄えてから産卵するつもりなのかもしれません。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 14:39| カマキリ目

2017年09月10日

めぐる季節

クロヒカゲを食べるコカマキリ

コカマキリがクロヒカゲを食べていました。カマキリの仲間はどんどん成虫が出はじめ、クロヒカゲやヒカゲチョウなどのチョウはぼろぼろのはねで飛びながらあちこちに産卵しているのを見かけます。季節は移り変わり、命はつながっていきます。

撮影場所 シダの交差点
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 17:00| カマキリ目