2016年01月17日

恵みの雨降るか

日暈

日暈(ひがさ・にちうん=太陽の周りの光の輪)が出ています。写真のように太陽を直接見ないように建物の影に隠すと観察しやすいです。日暈は、雲を作る小さな氷の粒がプリズムの働きをして、太陽からの光を屈折させて発生します。雨の前触れとも言われていますが、久しぶりに恵みの雨となるでしょうか。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 小池)
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:57| 大気光象

2015年12月10日

空を見上げて

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朝一番に内がさ(太陽の周りの光の円)と、その内がさに接しているV字型のタンジェントアークが観察されました。内がさは古くから「太陽にかさがかかると雨が降る」と言われている大気光象です。またV字型のタンジェントアークは太陽高度が低い時に出現し、太陽高度が高いと内がさに蓋をするように現れます。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・木村 文・長縄)
posted by 豊田市自然観察の森 at 14:47| 大気光象

2015年11月29日

吉兆の現れ

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彩雲(太陽の近くを通りかかった雲が赤や緑に彩られる現象)が空に出ていました。彩雲は古来より吉兆の現れとされています。写真の左側は本日撮影したもの、右側は10月に撮影したもので雲の色が今日のものよりも鮮やかです。比較的頻繁に確認されているようなので、晴れた日に空を見上げると皆さんも出会えるかもしれません。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・木村 文・山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:11| 大気光象

2015年05月22日

同じ空の下で

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本日、様々なところで見られた環水平アークが観察の森でも観察されました。太陽の高度の高い夏場に現れることが多い現象で水平の虹のような姿をしています。このような不思議で素敵な現象を同じ空の下で多くの人が見ているなんて、とてもロマンティックですね。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 山下)
posted by 豊田市自然観察の森 at 14:32| 大気光象