2021年08月31日

地球に生きる大先輩

シリアゲムシ科-NCの交差点〜谷の交差点-1-210831-青木泰成2.jpg

なんとも変わった姿をしています。長い吻(ふん:口の部分)に、持ち上がったお尻の先にはハサミがついている、シリアゲムシの仲間です。このシリアゲムシの仲間は約2億年以上も昔の地層から化石が見つかっており、いわゆる「生きた化石」というやつです。そんな太古の時代から地球で暮らす生き物との初めての出会いに、感動が止まりませんでした。

撮影場所 ネイチャーセンターの交差点から谷の交差点-1
(写真・文 青木)

★新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。また、市外(市内在学・在勤を除く)からのご利用はご遠慮いただいております。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 18:20| その他

2021年08月18日

雨を楽しむ

ツノマタタケ-アメンボの水盤-210818-青木泰成.jpg

ここ最近の降り続ける雨のおかげで、森の中のいたるところでキノコをよく見かけます。アメンボの水盤(すいばん)の井戸のふたからは、ツノマタタケがたくさん出てきていました。枝分かれした先端は、大きく腕をのばし全身でこの長雨を楽しんでいるようにも見えました。ここ以外でもネイチャーセンター2階出発デッキの手すりにも生えていました。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 青木)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
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2021年08月17日

あ、カニクサ!

カニクサ

カニクサはありふれたシダ植物ですが、シダ植物ではめずらしいことにつる性です。つるの根元から先までが1枚の葉なので、葉の大きさは2〜3メートルにも達します。形の違う2種類の葉は、左が主に光合成をする栄養葉、右が主に胞子をつくる胞子葉で、涼やかでどちらも美しく、見るたび「あ、カニクサ!」と言ってしまいます。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 小池)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
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2021年06月22日

フルーツビュッフェ

ヒメコウゾの実とアオゴミムシの仲間とオカダンゴムシ

6月2日にご紹介したヒメコウゾの実が地面に落ちるようになりました。おいしい実はいろいろな生きもののごちそうです。美しいアオゴミムシの仲間や、オカダンゴムシ、数種のアリの仲間もやってきて、パーティのようです。アオゴミムシの仲間は、アゴで小さな粒を取りはずして食べるところが見られ、その器用さと上品さに感心しました。

撮影場所 ネイチャーセンター
(写真・文 小池)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
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2021年04月24日

小さなかわいいUFO

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地面から伸びているのはジンガサゴケの雌器托(しきたく)です。傘の下にある黒くて丸い部分を(さく)といい、中に胞子が入っています。傘の形が陣笠に似ているので、この名前がついたといわれていますが、私には小さなUFOが飛んでいるように見えます。駐輪場横の掲示板の下に生えているので、ぜひ観察してみてください。

撮影場所 ネイチャーセンター駐車場
(写真・文 倉知)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。しばらくの間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
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