2021年04月13日

葉っぱの裏で雨宿り

210413-nanahusimodoki.jpg

雨がパラパラ降る中、シダの谷をゆっくり散歩してみました。葉をめくったり、枝の付け根から先までじっくり見たりすると、普段見逃していた素敵な生き物に出会えることがあります。今回は葉の裏でじっとしているナナフシモドキの幼虫に出会いました! 脚(あし)や頭に水滴がついていましたが、そこなら雨をしのげそうです。

撮影場所 シダの谷
(写真・文 倉知)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。しばらくの間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:36| その他

2021年03月13日

まんまるタマゴケ

210313-tamagoke.jpg

今年もタマゴケから真ん丸な朔が出てきていました!この玉の中には胞子が入っています。出たばかりの朔は淡い黄緑色をしており、見た目が青りんごのようなので、英語ではApple mossと呼ばれています。成熟すると胞子を出す部分が赤っぽくなり、青りんごよりも目玉のような見た目に変わっていきます。どちらの姿もかわいいです。
 
撮影場所 キビタキの交差点から上池の交差点
(写真・文 倉知)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。しばらくの間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 16:11| その他

2021年02月06日

紅白きのこ合戦

アラゲカワラタケとヒイロタケ

一か所に紅白そろったのは赤がヒイロタケ、白がアラゲカワラタケ、きのこは菌という存在のうちのわずかな一部分で、この倒木の内部は本体である菌糸(管状の細胞のつらなり)がすみずみまで存在し、めでたそうな見た目とは裏腹に2種の菌による源平の合戦さながらの覇権争いが行われていると予想されます。実は、手に汗握る光景です。

撮影場所 ヤブムラサキの交差点
(写真・文 小池)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 12:29| その他

2021年02月02日

シダの仲間もにょきっ

IMG_8500.jpg
こちらはお正月飾りに利用されることもあるウラジロです。うずまき状の芽が伸びてきました。見た目はなんとなくコゴミ(クサソテツの芽)やゼンマイに似ていますが、食用には適していません。冬の寒い間、茶色の毛に包まれた芽は発育を停止して休眠していました(休止芽と言います)。これからにょきにょきと生長した姿がとてもかわいらしいので、また紹介したいと思います。
撮影場所 ヤマグリの交差点〜チゴユリの交差点
(写真・文 池淵)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。しばらくの間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 15:43| その他

2021年01月30日

痕跡を追う 雪の日の愉しみ

水辺の足跡

一面の雪景色、こんな日の楽しみは普段は見えない動物たちの生活の痕を見つけることです。水辺でなにやらあったらしい複数のテンの足跡(写真)、いつもシロハラを見かける道には鳥の足跡、長い指の跡がはっきりしたアライグマに、梅の花のようなのはタヌキでしょうか(ノネコの可能性もあります)。昼にはもう雪が解けていつもの風景でした。

撮影場所 トンボの湿地
(写真・文 小池)

★新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止のため、ご来場の際は屋内・屋外かかわらずマスクを着用ください。当面の間、ご飲食可能なスペースは1階屋上デッキのみといたします。ルールを守って安全にご利用ください。ご理解とご協力をお願いいたします。
posted by 豊田市自然観察の森 at 13:08| その他